📊 HUD統計の目安
VPIP
40-70%
標準: 20-28%
PFR
5-15%
標準: 16-22%
AF
< 1.5
標準: 2.5-3.5
WTSD
35-50%
標準: 24-28%
3bet%
< 3%
標準: 6-9%
見分け方のポイント
- ほぼ毎ハンドリンプインまたはコールでポットに参加
- 強いハンドでもチェック・コールを好む(スロープレイ多用)
- レイズはほぼナッツ級のみ。スロープレイのサインに注意
- ブラフをほとんどしない。ベットがきたら基本的に強い
- フォールドせずにショーダウンまで行くことが多い
🔍 特徴と行動パターン
よく見られる行動
- どんなハンドもリンプイン参加
- ポストフロップでチェック・コール連発
- オーバーペアをスロープレイ
- ドローにコール(オッズ無視)
- ブラフフォールドしない
しないこと
- プリフロップレイズ(PFR低い)
- 適切なバリューベット
- ポットオッズ計算
- ブラフ(ほぼゼロ)
- ポジションを意識したプレイ
⚔️ エクスプロイト戦略
プリフロップの基本方針
フィッシュのリンプを見たらレイズでポットを膨らませる(ISO Raise)。バリューレンジを広げ、リンプに対して積極的に孤立させる。
- ISO Raise:フィッシュのリンプ後、3〜5BB+1BB/リンパーのレイズ。AT+、KQ、ポケットペア88+などで積極的に孤立させる
- バリューレンジ拡張:通常より少し広いハンドでも打てる(AJ、KQ、77+など)
- ブラフは不要:プリフロップでのブラフ3betはフィッシュには機能しないので控える
- マルチウェイを避ける:フィッシュが複数いるポットでは強いハンドを優先
フロップの基本方針
トップペア以上は大きくベット。フィッシュはオッズに関係なくコールしてくるので、バリューハンドでは大きなサイズを選択する。
- ベットサイズ:ポットの60〜100%。フィッシュはサイズに関係なくコールする傾向
- ブラフCbetは減らす:フィッシュは何でもコールするのでブラフEVがマイナスになりやすい
- チェックレイズに注意:フィッシュのレイズ=ほぼナッツ。チェックレイズには強いハンドのみコール
- ドロー対策:フラッシュドロー、ストレートドローに対してポットオッズを与えない大きなベット
ターン/リバーの基本方針
3ストリートバリューベットが基本。強いハンドは必ずベット。フィッシュはコールし続けるのでバリューを取り切る。
- 3ストリートバリュー:トップペア以上は3回ベットして搾取
- ブラフは禁物:フィッシュはどんなサイズにも「きっとブラフだろう」とコールしてくる
- オーバーベット:ナッツ級のハンドでポットオーバーも検討。フィッシュはコールする
- ターンのセーフカード:ドローが完成しても強いハンドならベット継続
🎯 エクスプロイト用ハンドレンジ
フィッシュに対してISOレイズ/バリューベットを狙うべきハンドレンジ。通常のTAGレンジより広く取る。
レンジの解説
- レイズ(赤):IPでISOレイズ。強いバリューハンドと一部のブロッカー
- コール(緑):スペキュラティブハンド。マルチウェイポットでのセットマイニングなど
- フィッシュのVPIPが50%超の場合、さらにレンジを広げてISO可能
🧭 ポジション別対応
| ポジション | 基本アクション | 注意点 |
|---|---|---|
| IP(イン・ポジション) | ISOレイズ積極的。3ストリートバリュー | 最高の状況。レンジを広く取れる |
| OOP(アウト・オブ・ポジション) | 強いハンドのみISOレイズ | ポストフロップで不利なので控えめに |
| BTN(ボタン) | 最も積極的なISOレンジ | フィッシュに対して最もEVが高い |
| BB(ビッグブラインド) | ディフェンス重視。コールレンジ広め | OOPなので3ストリートが難しい |
🎮 キャッシュ vs トーナメント
キャッシュゲームでの注意点
- リバイができるのでデープなエクスプロイトが可能
- フィッシュがいるテーブルを選択(テーブルセレクション重要)
- ディープスタックでのセットマイニングEVが高い
- フィッシュが離席する前に最大限搾取する
トーナメントでの注意点
- スタックを失うリスクを考慮。スペキュラティブハンドのセット狙いは控えめに
- バブル付近ではフィッシュがさらにタイトになる場合あり
- ICMプレッシャー下では過度な搾取より安定を優先する場面も
- スタックサイズに応じてバリューベットサイズを調整
⚠️ フィッシュ相手のよくある間違い
やってはいけないこと
- ブラフを打つ:フィッシュはブラフキャッチが「得意」なため、ブラフEVはほぼマイナス
- スロープレイしすぎる:フィッシュのコール率が高いので、強いハンドは最初からベット
- チェックレイズをコール:フィッシュのチェックレイズはほぼナッツ。フォールドが正解が多い
- ポット管理を無視:フィッシュとのポットは意図的に大きくする戦略を取る
- 「逆に読まれる」と心配する:フィッシュは基本的に自分のハンドしか見ていない